今週末に迫ってきたばんえいの最大レース。自分の気持ちを整理するためにいろいろまとめてます。
★個人的な印象
トモエパワー
いわずと知れた昨年の覇者。今年度も岩見沢記念を制するなど、重量が重くなってくると浮上してきた。しかしながら今年度は昨年度の勢いはない。さりとて一時期のどん底状態も脱した感があり、当日どう仕上がってくるかが鍵。
アンローズ
重賞11勝の名牝のラストレース。念願の帯広初勝利から連勝と目下好調。ここ連勝の通り馬場はある程度重くなっている方がいいと思うが、過去このレースで好走していないだけに重量面で微妙。
ミサイルテンリュウ
障害巧者、昨年もトモエパワーとほぼ並んで障害をクリアしたものの最後に差されて3着。今年重賞1勝も詰めの甘さでゴール前差されたレースも多数。軽馬場なら浮上と見るが、重馬場となると最後まで持たせられるか。
カネサブラック
今年最も力をつけた1頭。春~夏は時折障害で止まってしまうこともあったが、最近は重量を背負っても安定して歩けるようになった。障害後の脚はしっかりしているだけに1トン引いての障害と、ここのところ2着が続いているように、並んでからのもう一押しが鍵。
シンエイキンカイ
昨年の2着。決して自分から動けるタイプではないが、各馬けん制しながらの流れになれば本当にしぶとい。ここ一連の戦績を見ても、去年よりもいいのではないか。特に前走馬体を増やしての2着。体勢は整っていると見る。
ナリタボブサップ
ここしばらくで急激に力をつけた6歳馬。元から障害巧者だが、最近終いの脚もしっかりしてきたように思う。北見記念、帯広記念と高重量戦を連覇したことからこの重量でも通用する目処はあるが、この馬も軽馬場希望だろう。
タケタカラニシキ
初挑戦、時折するすると好走を見せる曲者。いつの間にやら先頭で、いつの間にやらなだれ込むのが得意。この重量は未知数だし、展開の助けは必要、さらには近走不調だが、帯広記念3着もあり、全く無視はできない。
スーパークリントン
カネサブラックとナリタボブサップに遅れをとったか初挑戦の6歳馬。重量はあまり気にしないタイプだと思うが、復調の兆しと思えば次走凡走したりで安定せず、障害がネックとなっている。重めの馬場の方がよいタイプだろう。
スターエンジェル
昨年の帯広記念のアッと驚く2着、そしてばんえい記念も5着。牝馬だが大柄なので重量はこなせる方だろう。当然今回も各馬刻みながらの流れになるだろうから、自身調子がよければひょっとすればひょっとする。
★本当に堅い
ばんえいではもちろん、あらゆる競馬の重賞レースの中で、もっとも堅いであろうばんえい記念。過去10年、1番人気[7-1-0-2] 2番人気[2-5-1-2] 3番人気[1-1-2-6]。ここまでで勝ち馬は全て、2着馬も7割になるわけだが、そのデータを見るまでもなく、フクイチからシマヅショウリキ、サカノタイソン、そしてスーパーペガサスまでは必ず2度以上の制覇と、まさに王者の歴史そのものだ。
小荒れの結果となったのは、99年(単560円)、01年(枠1460円)、そして昨年(馬単3420円)と新王者が戴冠した時に限られ、昨年のレースがまさにそれにあたるか。年齢的にも7歳-8歳というのはまさに連覇の歳であり、この点からははっきりトモエパワー有利といえる。
★行方を占う?
ばんえい記念1・2着馬の、その年の帯広記念で成績はどうか。少なくとも5着までに入っていない馬は過去ばんえい記念では勝ってないし、連対も危い。
05年8着、06年7着からばんえい記念2着はいずれもミサキスーパー。帯広記念未出走からばんえい記念勝利は06年のスーパーペガサスのみ。
今年に当てはめるとナリタボブサップ(1着)、カネサブラック(2着)、タケタカラニシキ(3着)、スーパークリントン(4着)が有力(5着サダエリコはばんえい記念登録なし)ということになるだろう。トモエパワー(10着)、シンエイキンカイ(9着)、ミサイルテンリュウ(7着)の昨年のトップ3にはとてもいやなデータ。
しかし、順位までそのままということもなく、特筆するなら帯広記念2着→ばんえい記念1着というケースが目立っている。ここから浮上するのはカネサブラック。
ただ、ばんえい記念の実施時期が徐々に遅くなって、帯広記念からの間隔が広くなってきたことを考えると、そのままの傾向には出ない可能性もあるか。
★現状の結論
伯仲の様相だが、有力馬は自ずと絞られてくる。昨年の覇者トモエパワーと、勢いに乗るカネサブラックにナリタボブサップ、この3頭を中心視でよいだろう。実績、実力を考えると押さえておきたいのはまずシンエイキンカイ。寸評に書いたとおりだが、馬体を増やしてきての2着は復調気配と見るべきだろう。そしてミサイルテンリュウ。名うての障害巧者というのはやはりアドバンテージになり、障害先頭からの押し切りというのがありえなくはない話だ。特に馬場が軽くなるようなら厚めに押さえる必要はありそうだ。
あとは枠順や当日の馬場などを考慮して結論を出すばかり。さて楽しみだ。
最近のコメント